これまでの教育改革

本学ではこれまで「『社会に貢献しうる』専門職の養成」の充実を目指して数多くの教育改革(GP採択事業7件を含む)に取り組んできました。

平成
15
年度[特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)]採択事業

卒業要件科目「社会体験講座Ⅱ」
〜YGU日本列島横断リレー フォッサ・マグナを歩く〜

本学の全1年生が、糸魚川と清水からの2ルートに分かれ、太平洋から日本海にわたるフォッサ・マグナを『たすき』をつなぎながら、地域の自然、文化、産業に触れ、1人平均20km歩きました。活動内容の企画、現地からの情報発信および終了後の体験レポートにて、卒業単位2単位を認定しました。
本取組は現在、授業科目「社会人基礎力育成講座」において総合的人間力育成の取組の1つとして、発展的に継承されています。

平成
15
年度[特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)]採択事業(山梨学院大学との共同)

学生チャレンジ制度
〜学生の自主的探究心の涵養を目指して〜

本学および山梨学院大学の学生によって提出された自主的活動を記した企画書のうち、教育的効果・人間形成への影響度、独自性、ユニーク度、実現可能度などの総合的な視点から、優秀な企画を認定する制度です。認定された企画には、学生チャレンジ制度認定証を授与し、最高50万円の奨励金を支給することで、自主的探究心の涵養を目指しています。
本取組は現在も継続されています。

平成
17
年度[現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)]採択事業

少子化問題に対する地方短期大学の取組
〜学生の子育て支援力育成と地域子育て支援事業へのサポートを通して〜

地域の子育て支援事業者と連携した授業科目「子育て支援論」「子育て支援実習」を新設し、学生の子育て支援力育成の一層の充実を図りました。また、保育科が本法人内の子育て支援センターと連携して行ってきた事業の対象者を、地域の子育て支援事業者へと広げ、地域子育て支援事業へのサポートを実施しました。
本取組の一部は、現在、授業科目「子育て支援演習」において継続されています。

平成
19
年度[現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)]採択事業

県や栄養士会と連携した地域食育推進の取組
〜食育ボランティアを通じた学生の食育実践力の育成と地域貢献〜

学生の食育実践力の育成、地域の食育推進を目指した取組です。山梨県や栄養士会との連携のもと、食育教材の開発、幼児・児童を対象とした食育教室等、食育推進ボランティアに取り組みました。
本取組は、現在、授業科目「社会人基礎力育成講座」において継続されています。
今回のPROPERTIES事業において「ボランティア・パスポート」導入後、食育ボランティア活動状況は同パスポートに記録されます。

平成
19
年度[社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム]採択事業(他大学との共同)

山梨県におけるインバウンド観光振興に向けた地域の担い手となる人材の育成

わが国におけるインバウンド観光の先進県の一つである山梨県において、今後のインバウンド観光における新たな商品開発や外国人観光客に対するサービス提供を担う人材を育成することを目的として、再生教育プログラムを実施しました。
本取組は終了しています。

平成
19
年度[新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム(学生支援GP)]採択事業

短期大学を拠点とした長期的自立支援の取組
〜児童養護施設出身者への卒業後支援を含めて〜

児童養護施設出身者に対し、社会的自立を実現できるよう入学の道を確保し、入学前から卒業後にいたる長期的支援の構築を図った取組です。支援は「入学前支援」「在学中支援」「卒業後の継続支援」からなります。
本取組は現在も継続されており、毎年度、児童養護施設出身者が入学しています。

平成
20
年度[質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)]採択事業

専門基礎を支えるリテラシーの可視化
〜「風林火山リテラシー」による教育課程の構造化と学生へのフィードバック〜

学生の学ぶ意欲、社会への使命感、探究心、基礎学力、対人関係能力などのリテラシーの可視化を行い、教育課程の構造化を図るとともに、学生にリテラシーの獲得を確認させることによって、専門基礎を支えるリテラシーの育成の促進を目指しました。
本取組が開発した「自学自習システム」(学内からのアクセスのみ可)は現在も継続的に活用されています。
今回のPROPERTIES事業では、この「自学自習システム」に大幅に改良を加え、「学修支援システムPROPERTIES e-learning」(学外からのアクセスも可)の中に吸収していきます。