山梨学院短期大学

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先生と学生の対談:食物栄養科パティシエコース編
先生と学生の対談:食物栄養科パティシエコース編
  • 関戸先生食物栄養科 講師
    関戸元恵(せきどもとえ)先生
  • 保坂さん食物栄養科 パティシエコース2年
    保坂さん
  • 畠山さん食物栄養科 パティシエコース2年
    畠山(はたけやま)さん

小さいころからパティシエ・パン職人になりたかった

対談風景
関戸先生:
パティシエコースを選んだきっかけを教えて下さい。
畠山さん:
中学生のころからパン職人になりたくて、将来は自分の店を持ちたいという夢がありました。この学校だと製パンの知識はもちろん、店を開く時にあたって製菓衛生師試験の受験資格を得ることができるのでこの学校を選びました。実習を経て自分に力がついていくことを感じています。
関戸先生:
将来パン屋さんを開きたいと考えているんですね? 保坂さんはいかがでしょう?
保坂さん:
わたしは小さいころからパティシエとして働きたいという夢があったのでこのコースを選びました。あと、洋菓子・和菓子・パンすべて学べるという環境と、たくさんの実習を通して、複数の人数で作るという力をつけたいなって思って選びました。本当にたくさん実習ができていて、いい経験になっているなと感じています。

実際に販売できる「スイーツショップ実習」が特にいい!

関戸先生:
おすすめの授業はありますか?
畠山さん:
やっぱりパン実習ですね。ロールパンなどのソフト系からフランスパンなどのハード系まで幅広い様々な種類のパンの作り方を教えていただくことができます。担当される先生もとてもおもしろくて良い先生で、僕がパン職人になりたいっていうことを伝えると、授業内容以外のことでもパンについても、色々教えてくださるのでとても助かっています。先生から「材料を計ってパンこねておいて」のようなことをお願いされることもあります。
関戸先生:
先生のお弟子さんのようになっていますね。いちばん得意なパンって何だろう?
畠山さん:
メロンパンが得意です。家でも作ってるんですけど、家族に好評です。
関戸先生:
自宅でも家族にふるまって、すごいね! 保坂さんは?
対談風景
保坂さん:
私は洋菓子実習が自分の力になっているなって思います。あと、今やっているスイーツショップ実習が特にいいなって思います。実際に販売できる環境があるというのが、あまりないことだと思うので、この経験がすごくいい経験になっているなと感じています。
関戸先生:
保坂さんは今年度の山梨ケーキショーでジュニア部門第3位のジュニア金賞を受賞されましたね。今回のマジパンケーキを作るときにどのような工夫をされましたか?
保坂さん:
最初にどういうものを作るか計画を立てることが重要です。家でもケーキを作ったりしてるんですけど、最初に全部構成を考えてから作っています。
関戸先生:
今回のケーキはどのくらいの時間をかけて作り上げた?
保坂さん:
一か月くらい。いつも実習の後に残ったり、空きコマの時間を使ったり、自宅でもやってたのでけっこう時間がかかりました。
関戸先生:
授業以外でも時間をかけて素晴らしいものを作られたんですね。ご受賞おめでとうございます。
保坂さん:
ありがとうございます。

洋菓子と和菓子の知識を横断して「活かす」

対談風景
関戸先生:
この2年間で学んだこと、得られたこと、大変だったことはありますか?
畠山さん:
製パンの知識や技術はもちろんなんですが、洋菓子や和菓子の知識も得ることができたので、その得たものを製パンに活かすことができるというのが大きかったです。これまではそういった考えがなかったので、パン以外の授業になかなか興味が持てなかったんですけど、学んだ知識や技術を「活かす」ように考えると、パンにつながってくるのでまた興味がでて意欲にもつながっています。
関戸先生:
なるほど。和菓子や洋菓子の要素を入れたパンを将来作ってみようって考えているのかな?
畠山さん:
そうです。
関戸先生:
保坂さんはいかがでしょう
保坂さん:
知識とか技術はもちろん身につくんですけど、それに加えて、プロの先生方に教わっているので衛生面だったり、あとは時間の使い方だったり効率のいい作り方だったり、職場で役立つような知識を得られてるなって思ってます。
関戸先生:
これまでに苦労したことや大変だったことは?
保坂さん:
実習の中で混ぜ具合や焼き具合を判断するのが難しくて、どうしても先生の師範を見てからじゃないとわからないので、自分でやってみるとそこが難しいところだなって思ってます。
関戸先生:
それは授業の中で先生方の経験を教えてくださってということですね。パンも同じ感じかな?
畠山さん:
そうですね。感覚で覚えるしかないので。

卒業後は東京のパン屋で働きますが、将来は山梨で自分の店を持ちたいです。

対談風景
関戸先生:
お二人が考えている卒業後の進路を教えて下さい。
畠山さん:
僕はありがたいことに東京のパン屋さんで内定をいただいて4月に入社予定です。そこで修行して将来は自分の店を持ちたいので頑張っていきたいと思っています。
関戸先生:
そちらのパン屋さんは、どういったものを売りにしているんですか?
畠山さん:
トリュフとかそこでは専門食材をメインに使ったパンを作っています。
関戸先生:
高級な食材を使われているのですね。東京で就職されるので山梨を離れることになるけどどうですか? ちょっと寂しいとか?
畠山さん:
不安なところもあるんですけど、自分のためだと思って修行に行ってきます。
関戸先生:
将来は山梨に戻ってきてお店を開きたいとか考えてる?
畠山さん:
できれば山梨の地元で開きたいです。
関戸先生:
ぜひ頑張ってください。保坂さんもお願いします。
保坂さん:
私は小さいころからホテルでパティシエとして働きたいという夢があったんですけど、神奈川県のホテルの方で内定をいただけたのでそこで頑張りたいと思っています。入社まで不安なことだらけなんですけど、技術をなるべく高めておこうと思っています。
関戸先生:
是非卒業するまでに先生方に不安なことを相談してみるといいと思います。ホテルパティシエになって将来挑戦してみたいことはありますか?
保坂さん:
いろいろなホテルが見てみたいという目標があるので、自分がここで十分に学べたかなと思えるぐらいになったら他のホテルにも行って、いろいろなホテルの特徴だったり雰囲気を知りたいです。
関戸先生:
いろいろなところで修業をして、是非スキルアップやキャリアアップに挑戦してみてくださいね。
わたしがパティシエコースの教員としてみんなに目指して欲しいのが、洋菓子とか製パンとか和菓子の知識とかスキルを身につけてもらうのはもちろんですけれども、社会人の基礎として必要なマナーであったり、コミュニケーション能力だったり、総合的な人間力を高めてもらうことです。ゼミ活動のほかに、地域貢献活動といったボランティア活動、食育推進の活動であったりで、皆さんが外に向けて発信したり活動することで人間力をみなさんに高めてほしいと思っています。
専門性を高めることはもちろんですが、人間力も活かして将来活躍していただきたいなと思っているのでぜひ頑張ってください。
畠山・保坂:
はい。

高校生・受験生へのメッセージ

対談風景
畠山さん:
この学校はプロ仕様の機材がそろった環境の中で、ベテランの先生方からの指導で本格的な実習をすることができて、必ず将来に役立つと思います。自分の将来の夢の幅を広げるためにも、この学校へ入学して頑張って欲しいと思っています。応援してます!
保坂さん:
受験や就職とかについて大きな不安があるかと思いますが、私は実習を通してきてやっぱりお菓子作りが好きだなって思える環境だったので、この職業に就きたいという強い思いがある方は頑張って欲しいと思います。
関戸先生:
受験勉強のアドバイスがあればお願いします。
畠山さん:
新聞の切り抜きを活用して自己表現文の対策をしましたね。高校の先生に見てもらって添削してもらっていました。
保坂さん:
私は面接が結構苦手だったんですけど、練習を重ねるにつれてすらすらと答えられるようになったので、たくさんたくさん練習を重ねて自分の伝えたいことが伝えるようにするといいと思います。

対談日:2022年10月27日(木)


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